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「俵ヶ浦と佐世保」ツアー&アイデアソンWork

1泊2日で半島の可能性を探る

2018年12月、長崎県佐世保市内にある俵ヶ浦半島で「俵ヶ浦と佐世保」ツアー&アイデアソンを開催しました。

これは佐世保市役所を中心に2015年より官民連携で進めている「俵ヶ浦半島活性プロジェクト」の一環で、カンバセーションズが企画に携わった第2回目のイベントです。

2018年10月には、東京都渋谷区にて「東京と佐世保 ミーティング」を開催し、首都圏に暮らす佐世保出身者・佐世保にゆかりのある人たちと、現在佐世保で暮らし、さまざまな形で地元を盛り上げようとしているメンバーたちのミートアップの機会を作りました。

2回目となる今回は、俵ヶ浦半島内での事業の種探しを目的に、半島の特徴や抱える課題などから設定した3つのテーマのもと、ゲストと一般参加者が事業やプロジェクトのアイデアを考えるためのツアーとアイデアソンを実施しました。

1日目はチームに分かれて半島内でフィールドワークを行いました。

新たな視点を提供する多彩なゲスト陣

「移動する宿づくり」「食・一次産業の価値向上」「半島での学びの可能性」という3つのテーマに合わせて、各グループのプロジェクトリーダーとなる3人のゲストをコーディネートしました。

「移動する宿づくり」では、東京・永田町で都市型バンライフを実践し、シェア時代の働き方や暮らし方を模索している"渡鳥ジョニー"こと池田秀紀氏、
「食・一次産業の価値向上」では、鎌倉で人気の「朝食屋COBAKABA」を運営し、人、街、自然がゆるやかにつながる場をつくり続けている"ウッポン"こと内堀敬介氏、
「半島での学びの可能性」では、先住民技術から最新のデジタルファブリケーションまでさまざまな知識や技術を持ち、日本最大級のファブラボ「ダイナミックラボ」を鹿児島で運営するテンダー氏にプロジェクトリーダーを務めて頂きました。

学生、アーティスト、脳神経科医、旅館経営者など20〜60代の多彩なバックグラウンドを持つ参加者たちが、プロジェクトリーダーたちとともに夜遅くまで議論を繰り広げるなど、非常に密度の濃い2日間となりました。

「学び」チームのミーティングの様子。椅子に立っているのがプロジェクトリーダーのテンダー氏。
2日目のアイデアソンを通じて生まれたさまざまなプロジェクト案を半島住民の前で発表しました。
1日目の夜には、半島内の公民館で地域住民を交えた大交流会も。