MENUCLOSE

「神山と鎌倉とあなた」Project

地域間交流の新しいモデルづくりを目指す

「神山と鎌倉」は、徳島県神山町の「神山つなぐ公社」協力のもと、地域間交流の新しいモデルづくりを目指し、2019年7月にスタートしました。

「神山の奇跡」と言われるなど、地方創生における先進的な地域として知られている神山町には、全国各地から多くの視察に訪れていますが、「神山と鎌倉」では、あくまでフラットにふたつの地域が人、資源、文化を交換し合えるような関係づくりを目指しています。
具体的な課題の共有や解決を目的にするのではなく、交流を通じて地域に根差す事業者や住民たちが、新しい視点や方法論を獲得すること。それこそが多様性ある、豊かな地域づくりにつながっていくと私たちは考えています。

キックオフイベントとして、神山から訪れた3名のゲストと、鎌倉を拠点に活動する多様なプレーヤーたちで、「神山と鎌倉」でできることについてアイデア出しを行いました。イベントタイトルの「神山と鎌倉とあなた」には、地域間交流の主体者は、地域に暮らす「あなた」であるという思いが込められています。

鎌倉を拠点にさまざまな活動をする30名以上の方たちにご参加頂きました。
左から、神山つなぐ公社の藤本あやさん、高田友美さん、神山町役場の馬場達郎さん。

イベントでは、まず「◯◯と鎌倉」が地域間交流のさまざまな可能性を提示し、その後神山町のゲストたちに地域の紹介をして頂きました。
その上で、イベント参加者それぞれに、自らの立場から「神山と鎌倉」でできそうなことなどをアイデアシートに書き出して頂きました。そして、投票数が多かったアイデアの起案者が簡単なプレゼンテーションを行い、それについて神山町のゲストたちが意見するという形で会を進めていきました。

参加者のアイデアを壁に張り出し、みんなで投票しました。

このキックオフイベントをきっかけに、各参加者が自発的に進めていくプロジェクトが生まれることを期待しつつ、「〇〇と鎌倉」としても、地域間交流のモデルづくりのために積極的に動いていきたいと考えています。
3名のゲストから、次は神山町で同様のイベントを開きたいという声も上がり、その実現に向けて構想を進めています。